患者と震災。災害時緊急カードつくりました。大切な方に渡して下さい。
震災時に重要なのは、
情報が命綱だとは聞いていましたが、
今回の震災で、改めて、情報の大切さを思い知りました。
私自身、震災の備えが全くできてなかった…。
今、この状態で、震災がきたら、無事、病院にたどり着けるのか?
お薬は手に入るのか?心配です。
通っているかかりつけのクリニックの看護婦さんが
防災マニュアルを手作りで作ってくれました。
最低限、必要な情報をまとめた患者さんのカードを「緊急時情報カード」と言うそうです。
患者さん用に緊急カードをまとめました。
画像をクリックして、保存して印刷で使えますし、
PDFも用意したので、調剤薬局、クリニック、個人的にと使って下さい。
【 透析・腎臓患者さん用 】
ダウンロード → 災害時透析情報カード(PDF)
高血圧、糖尿病など、持病をお持ちの方用の【 災害時情報カード 】も作りました。
ダウンロード → 災害時患者用情報カード
例えば、糖尿病だったら、
病名のところに 糖尿病
( )の中に、( A1c 6.5 )
と、言う具合に書いて下さい。
高血圧の方だったら、
病名のところに 高血圧
( )の中に、通常時の血圧を記入してください。
以下、防災マニュアルから抜粋。
身体に影響が出やすい薬として、
● 降圧剤
● 心臓の薬
● 糖尿病の薬
があります。
日頃から、ご自分の薬を把握しておいてください。
(災害時、非常時に備え、
薬を2〜3日分を別袋にいれて携帯すると安心です。)
意外と、自分の飲んでる薬の名前を
全部なんて言えないものだし、
緊急時に、どの薬を飲んでますか?って言われても、
思い出せません。
緊急時なので、同じ薬は出せなくても、
薬の名前がわかれば、
似たような薬を処方してもらえることもあります。
災害時にパンク状態の病院で、ひとつずつ、
常用している薬を確認するのは大変です。
いまや、3人に1人が高血圧。
5人に1人が糖尿病。
8人に1人が腎臓病。
緊急時、災害時に、いつでも、
飲んでいる薬がチェックできるように、
処方してもらえるように、
情報カードを定期入れや財布にいれておいてくださいね。
ぜひ、ご家族や、恋人、友人など、
御持病をお持ちの大切な人に渡して下さい。
いのちを守るのって、本当にちょっとしたことなんですね。
ご支援、シェア、宜しくお願いします。